改善のためのパソコンツール

 私が実務で使ったり、講義で使ったりしている資料やソフトです。ソフトと言うほどのものではなく、Excel関数を利用した簡単なものです。
 申し訳ありませんが質問にはお応えできません。また使用に関する一切の不都合についても自己責任でお願いします。
   

 改善活動成果発表レポートの作成 レポート作成にあたって

 Excelでプレゼンする方法
  長期研修で各自が改善テーマに取組み、その結果をパワーポイントで報告する発表会が行われます。多くの方がレポート作成に苦労されます。この機会に大いに考え・悩み・工夫して各自が納得できるレポート造りにチャレンジすることが、将来、工場管理者として様々なレポートを作成することに役立つと思います。作成の基本について記しています。 色々な事情でパワーポイントが使えない方にExcelでプレゼンする方法も紹介しています。
 MーMチャート(人と設備の連合分析)  M-Mchart palla.mp4 へのリンク
並列型_説明動画

M-Mchart_palla.pptx へのリンク
並列型_説明資料


M-Mchart_series.mp4 へのリンク
直列型_説明動画

M-Mchart_series.pptx へのリンク
直列型_説明資料

M-M_chart_seriesExcel―
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直列型Excel
もの造りの現場には、人と自動化された設備が連携し合って製造しているケースがあります。設備は単純な加工機から自動ラインまで様々です。それ以外のケースとしては、セル生産の組立や汎用機の操作のように、モノづくりの主体が人の作業のケース。または、化学プラントのように設備が主体のケースがありますが、冒頭のケースが最も多いと思います。このケースは人と設備の動きが互いに影響しあって、どちらがネックになっているか、また何が設備の稼働率を阻害しているかなどが分かりにくく、方法はないものかと模索していました。2008年に人と設備の関連性を表すチャートを作成しM-Mチャート(ManーMachineチャート)と名付け、HPで紹介したり、色々なセミナーで紹介したり、実際に使って成果を報告いただいたりして、かなり普及してきました。しかし私の考えが充分に伝わっていないことも見受けられるので。あらためて掲載し直しました。チャートは次の2種類です。
どちらも目的は「人の作業と設備の関わりかたを分かりやすく表示し、改善の着眼点を見つけやすくする」ことです。
1.並列型(一般的なM-Mチャート)
  対象の職場は、作業と自動設備が並列して製造されるケースです。
  製造方式で言えば、ジョブショップ、フローショップなどで使えます。
2.直列型
  ケースは少ないですが、人の作業と自動化された設備の稼働が直列に
  つながって製造される、U字ラインなどの一個流しです。
  Excelシートに値を入れると、チャートを自動的に描くソフトも
  掲載しています。
 いずれの型も皆さんの職場の実態に合わせて工夫を加えて使って
 頂ければ幸いです。
 負荷バランスチャート(負荷山積み) huka_balance_ver1.3
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  日々の作業負荷を事前に見える化して、負荷を平準化するために作成しました。受注物件の数量、標準時間、着手計画日を入力すると、日毎の負荷状況が山積みされて表示されます。そのチャートを見て、着手日をずらしたり、数量を分割してピークを平準化します。週や日の生産計画するために使えます。
 仕掛バランスチャート(仕掛山積み)  shikakari_balance_ver1.2
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  仕掛数量は時々刻々変化するので仕掛量のデータはどこにも蓄積されていません。データは工程の処理日時から生成します。処理日時を入力すると仕掛の山積み状態が表示されます。